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このような方のためのサービスです

  • 自分にもしものことがあった時、家族にペットの面倒を見てもらうのは難しいと心配な方
  • 自分が面倒が見られなくなった時、ペットが処分されないように準備したいと考えている方
  • 自分が認知症等で判断能力が無くなってしまった時に、遺されたペットがきちんと飼育してもらえる環境を確保しておきたい方
  • 自分にもしものことがあった時、ペットのことでトラブルを起こしたくない方
  • 生前に、ペットの飼育費などを信頼のおける人に贈与しておきたい方

ペットをめぐる社会問題

高齢者の約3人に1人はペットを飼っています

内閣府が2010年に行た「動物愛護に関する世論調査」によると、ペットを飼っていると答えた方は50~59歳で44.5%、60~69歳は36.4%となっています。ペットには癒し効果や認知症予防効果があるとされており、高齢者の方のよきパートナーになるでしょう。
しかし、飼い主にもしものことがあった時のペットの飼育環境のことをあらかじめ考えておく必要があり、特に「おひとり様」の場合はペットの世話を託せる人を見つけておかないと、遺されたペットがトラブルの原因になってしまします。

遺されたペットのその後はどうなるのでしょうか?

日本全国で、平成28年度に施設に収容された犬猫は約11万4千頭でした。このうち、譲渡や返還の叶わなかった約5万6千頭が殺処分されています。収容された犬猫のうち、約1万6千頭が、「飼えなくなった」として飼い主が自分で動物愛護管理センター等に引き取りを依頼した犬猫です。

愛するペットが辛い思いをしないために、次の飼い主を探すことはとても大切で
す。今は、飼い続けられなくなったペットを引き取るNPO団体なども増えてきていますので、「知り合いに飼育を引き受けてくれる人がいない」「家族には飼育を頼めない」といった理由だけで、次の飼い主を探すことを諦めないでください。

ペット信託未来プラスは、どんなサービス?

ペット信託未来プラスは、「民事信託」という仕組みを使って、飼い主にもしものことがあった時に、ペットの未来を守るためのサービスです。

飼い主に何かあったとき、信頼できる人にペットを託すことができます

ペット信託未来プラスは、飼い主の死亡などに備える信託契約サービスです。飼い主が飼育を継続できなくなった場合、新たな飼い主にペットの飼育を託すことができます。その後は、事前に契約した内容にしたがって、新たな飼い主がペットの飼育を継続します。飼育費用の譲渡もあらかじめ準備しておくことができます。

託したお金の使い道やペットの飼育状況を第三者がチェックします

飼育や費用の支払いがきちんと行われるよう信託監督人を定めることができ、事前に契約した通りにペットが飼育されていない場合は信託監督人から新しい飼い主に改善の指導をしてもらうことができます。

ペット信託未来プラスのメリット

遺したお金が適切に使われる

ペットを託された次の飼い主は、現金や預金等の財産を、あらかじめ信託契約で決められた範囲内でしか支出できません。ペットのために遺したお金が、確実にペットのためにつかれるので安心です。

新しい飼い主を事前に決められる

信託契約は当事者同士の契約のため、次の飼い主と飼育の仕方などについて十分に打合せをしておくことができます。また、事前に利用した施設やペットシッターを指定しておくこともできます。「自分で飼い主を見つけられない」という方には、提携のNPOもご紹介できます。

余った財産の相続先も決められる

ペットが天寿を全うしたときには、次の飼い主ではなく別の相続人やその他の親族友人等の特定の人物に、残った財産を譲るように決めておくことも可能です。

飼育状況などを第三者がチェック


信託契約の内容どおりに飼育がされているか、第三者である信託監督人がチェックすることができます。後見人や裁判所の関与がなくても、契約の実効性を確保することができます。

成年後見人の財産と分けられる


成年後見人等が就いた場合でも、次の飼い主に譲渡する財産は後見人の管理する財産とは区別されます。新しい飼い主は、成年後見人や裁判所の関与なく、ペットの飼育費や医療費を支出することができます。

依頼者の死亡以外の理由でもペット
を託せる

ペットを託された次の飼い主は、現金や預金等の財産を、あらかじめ信託契約で決められた範囲内でしか支出できません。ペットのために遺したお金が、確実にペットのために使われるので安心です。

サービス利用の流れ

  • STEP 1
    ヒアリング
    新しい飼い主に、どのようにペットを世話して欲しいのかを伺います。そこから、1年でどれくらいのお金がかかるかを算出します。合わせて、ペットの平均寿命から残りの寿命を仮定し今後の飼育に必要な費用を算出します。
    親族や知人に飼育をたのめるか、当事務所でご紹介が必要かなどを伺います。
    ペットの死後、残った財産をどうしたいのかを伺います。
  • STEP 2
    お見積り
    ご希望の信託内容を叶えるために必要な費用をご提案します。
  • STEP 3
    信託契約書の作成
    当事務所で信託契約書を作成し、契約を取り交わします。
  • 上目づかいしてる犬
  • STEP 4
    信託口座の開設
    受託者(新しい飼い主様)に、信託口座を開設していただきます。
  • STEP 5
    信託財産の入金
    受託者(新しい飼い主様)から、信託財産を信託口座に入金していただきます。
  • STEP 6
    信託契約の履行開始
    受益者の死亡など、事前の契約で定めた条件を満たした場合、契約履行が開始され、ペットが受託者に託されます。
    受託者は、信託契約の内容に沿ってペットを飼育します。それが実行されているかを信託監督人がチェックします。信託銀行は支出内容が信託契約の内容に沿ったものかチェックします。

事務所の特徴

ペット支援のNPO団体と提携

NPO法人ペットサポートと提携しており、次の飼い主が見つからない方には同法人が運営する飼育施設をご紹介できます。施設にはドックランなどもあり、十分な健康管理が可能です。また動物病院とも提携しているので、高齢だったり持病を持っているペットも受け入れ可能です。 また、ペットの里親探しもサポートできます。

信託以外もワンステップで

当事務所は、成年後見人としての経験も豊富です。また信頼できる税理士事務所と連携し、相続対策もおてつだいができます。ペット信託未来プラスで安心の信託契約を結ぶために、財産管理・成年後見人などワンステップでサポート可能です。

オンラインでのご相談に対応(無料)

ご相談には、土日祝日夜間も対応しております。遠方にお住まいの方には、オンラインミーティングでのご相談も受け付けます。初回のご相談は無料ですので、お気軽にご利用ください。

代表からのメッセージ

司法書士ささやま事務所

司法書士  笹山 慶太

FP技能士2級

詳しくはこちら >

私が担当させていただいているお客様のなかに、飼っている猫を大変可愛がっていらっしゃる方がみえます。実はお身内がなく、その方にもしものことがあった場合、「この猫は、いったいどうなってしまうのだろう」と気掛かりでした。また、今後いっそう高齢化が進むと言われる昨今、こうした問題はますます増えてくることでしょう。

そんな心配を抱えていた折、知人がペット飼育支援のNPOを立ち上げると聞きました。彼は、亡くなったお祖父様が犬を飼っており、お祖父様が入院して飼い犬の飼育を続けられなくなった時に、里親も引き取り手も見つからず、その犬が殺処分されそうになり、たまらず自分が引き取ったそうです。しかし、孫には遺産が相続されませんので、その犬の飼育にかかる費用はすべて彼が負担することになり、心の中で理不尽さを感じたという経験がありました。

彼から、「民事委託を使えば、飼い主にもしものことがあっても、信頼できる次の飼い主に、財産と共にペットを託すことができる」ということを教えてもらい、これは今後 の世の中に必要なサービスだと確信し、彼の立ち上げるNPO団体「ペットサポート」と連携する形でペット信託未来プラスを立ち上げました。

ペットを愛する1人でも多くの方にこのサービスを利用していただき、家族同然であるペットの末永い幸せを守って行きたいと思います。

参考価格

基本料金 トイプードル 持病なし(8歳) チワワ 持病有り(心臓病)10歳
 契約書・公正証書作成 150,000円 150,000円 150,000円
 公証役場手数料(実費) 100,000円 100,000円 100,000円
 ノミ・ダニ・フィラリア予防 36,000円 36,000円 36,000円
 ワクチン代 10,000円 10,000円 10,000円
 通院・薬代 - - 240,000円
 シャンプーなど日用ケア 120,000円 120,000円 126,000円
 諸費用(シーツや餌代) 180,000円 180,000円 192,000円
 トリミング費用 - 60,000円 -
 ペット保険 36,000円 48,000円 54,000円
 初年度の費用合計 382,000円 454,000円 658,000円
基本料金
 契約書・公正証書作成 150,000円
 公証役場手数料(実費) 100,000円
 ノミ・ダニ・フィラリア予防 36,000円
 ワクチン代 10,000円
 通院・薬代 -
 シャンプーなど日用ケア 120,000円
 諸費用(シーツや餌代) 180,000円
 トリミング費用 -
 ペット保険 36,000円
 初年度の費用合計 382,000円
トイプードル 持病なし(8歳)
 契約書・公正証書作成 150,000円
 公証役場手数料(実費) 100,000円
 ノミ・ダニ・フィラリア予防 36,000円
 ワクチン代 10,000円
 通院・薬代 -
 シャンプーなど日用ケア 120,000円
 諸費用(シーツや餌代) 180,000円
 トリミング費用 60,000円
 ペット保険 48,000円
 初年度の費用合計 454,000円
チワワ 持病有り(心臓病)10歳
 契約書・公正証書作成 150,000円
 公証役場手数料(実費) 100,000円
 ノミ・ダニ・フィラリア予防 36,000円
 ワクチン代 10,000円
 通院・薬代 240,00円
 シャンプーなど日用ケア 126,000円
 諸費用(シーツや餌代) 192,000円
 トリミング費用 -
 ペット保険 54,000円
 初年度の費用合計 658,000円
  • ※ペットの年齢や持病の有無、個体差などによって変動します。
  • ※契約書・公正証書作成時、ヒアリング内容によっては上記費用(150,000円)に追加で費用が発生する場合がございますので、予めご了承ください。
  • ※資金の管理会社を設立する場合は8万~10万円程度の費用が必要となり、ペットのワクチン接種や宿泊費用がかかる場合もあります。

よくあるご質問

新しい飼い主にはどのような義務がありますか?
新しい飼い主は、ご自身の財産と託されたペットの飼育費を分けて管理し、託された飼育費からペットを飼育する義務が生じます。また、飼育方法などについても託す飼い主と託される新しい飼い主との契約によって定めることができます。
もし新しい飼い主が適切にペットを飼育しない場合はどうなりますか?
新しい飼い主のもとでペットの飼育や飼育費の管理が適切に行われているかどうか、チェックして報告する「信託監督人」を選任することができます(任意)。適切に行われていない場合は契約違反の指導を行います。また、トラブルを回避するために、あらかじめ専門の団体や施設に預けることも効果的です。
飼い主が最後までペットを看取った場合は、信託契約や財産はどのようになりますか?
飼い主の元でペットが天寿をまっとうできた場合は、あらかじめ契約書にその旨を明記しておけば、新しい飼い主になる予定だった方に託した財産は飼い主に戻すことができます。 また「新しい飼い主が託されたペットの飼育を開始した後、そのペットが亡くなった場合」や「信託契約後に、自費で飼育をしてくれる里親が見つかり、里親にペットの譲渡を希望する場合」なども、残った財産をどのように扱うかは、契約時に定めておくことができます。
ペットの飼育費はどのくらい必要ですか?
飼い主へのヒアリングにより、契約当時の「ペットフード代」「健康状態」「ワクチン代」「ペット保険加入の有無」を確認して、予備費などを盛り込んで年間の飼育費を算出します。飼育先として施設を希望される場合は施設の利用料を確認します。
飼育費を金銭以外で託す方法はありますか?
一般的には飼育費は金銭で託されることが多いですが、飼育費が足りなくなったときに備えて、不動産や生命保険金を信託財産として設定することも可能です。

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